エモい心理学

こころってやつは。エモい、つまりエモーショナルな心理学論文を書き溜めています。

ダイエット経験のある女性が食べ物をみるとき

夏だね。

露出増えるし、ダイエットの話しようよ。

そうしよう。

 

そんなわけで、今日はダイエットに関する論文。

要約文しか読めない論文なので、いろいろと情報が不足した紹介になるかもしれない。

全部読むためには、お金を払わなきゃいけないんだ。それは嫌なんだ。お金ないんだ。

Feig, E. H., Winter, S. R., Kounios, J., Erickson, B., Berkowitz, S., & Lowe, M. R. (2017). The role of hunger state and dieting history in neural response to food cues: An event-related potential study. Physiology & Behavior.

 

研究内容

実験参加者は、おそらく全員女性のようです。

その女性たちを、ダイエット経験のある女性とダイエット経験のない女性を分けたようです。

 

 

それら2グループに対して、食べ物の画像を実験刺激として呈示しました。

刺激呈示中、脳波を測定し、2グループの脳波の差を確認しました。

また、今現在どれくらい空腹であるかどうかをアンケートしました(おそらく)。

その結果、ダイエット経験のある人々はダイエット経験のない人々に比べて、空腹感がない場合において、特定の脳波成分の出現が遅延しました。

この結果について、研究者らは「体重が増えるという認知過程が脳波成分の差に現れているのではないか」と述べています。

 

感想

「体重が増えるという認知過程が脳波成分の差に現れている」ことから何がいえるだろう。

 

この研究で指標となっている脳波成分は、刺激呈示から脳波の中でもかなり初めのほう(0.1秒程度)に出現するものなので、特に注意の捕捉に関係しているといえる。

 

ここでいう注意とは、刺激に対してどの程度の速さ(あるいはどの程度の深さ)で脳みそのリソースを向けたのかということだ。

 

そのように考えてみると、ダイエット経験のある女性はダイエット経験のない女性と比較して食べ物を見たときに注意を抑制していたと解釈可能だろうか。

 

しかもそれは0.1秒の出来事。

「あ、食べ物だ。ダイエット経験していた私としては、ちょっと辛いんだけど。ちくしょう、おいしそうだなぁ。」などという感情を述べる暇もない。

ダイエット経験のある女性は、意識しないレベルで食べ物を控える機能が発現させているとでも言えるだろうか・・・。

 

 

おしまい。