エモい心理学

こころってやつは。エモい、つまりエモーショナルな心理学論文を書き溜めています。

物理的な不安定は恋人への不信へと繋がる

僕は一年半ほど前に彼女にふられたっきり恋人がいません。

今思えば、彼女はぐらついた机やわらかい椅子を使って生活していたから、僕はふられたのかもしれません。

なにを言っているんだお前は、って思うでしょう。

でも、今日の論文を読んでいただければ、納得していただけるはずです。どうか、ゆっくりと画面をスクロールしていってください。

 

そんなわけで今日は物理的環境と恋人への評価に関する論文です。

 

Forest, A. L., Kille, D. R., Wood, J. V., & Stehouwer, L. R. (2015). Turbulent times, rocky relationships relational consequences of experiencing physical instability. Psychological science, 26(8), 1261-1271.

 

論文の内容

著者らは、中国で発生した地震とその後の離婚率を引き合いにして、その物理的な不安定さが心理的な不安定さに影響を与えるのではないかという仮説をたてました。

 

 

一見、ちょっと大胆な仮説だなと思われるかも知れません。しかしながら、ここ十年ほど、物理的な環境や接触が心理的に同様の影響を与えるということが示されてきています。一種の流行のようなものでしょうか。

有名な研究を例に挙げると、温かいコーヒーを手に持っていると見知らぬ人に対して「温かい人である」という印象評定をしやすくなる、というものがあります。

 

 

本題に戻りまして、著者らは以下のような実験を行いました。

 

まず、一つ目の実験です。実験に参加したのは恋愛関係にある人たちです。彼らは、ぐらぐらする机と椅子に座らせられる不安定条件と、安定した机と椅子に座らせられる安定条件に分けられました。

その上で、「今の恋愛関係にどれほど満足しているのか」というアンケートを行いました。

その結果、不安定条件のほうが安定条件よりも、上記の質問項目に対して低く評価しており、長く続きそうにないと思っていることを示唆していました。

 

 

さらに、著者らは追加の実験も行いました。追加の実験では、上記の実験と同様の条件を設け(ただし、不安定なのは椅子のみ)、実際に恋人へ電子メッセージを送信するよう指示しました。その上で、「その電子メッセージにどの程度の愛情表現をしたのか」というアンケートを行いました。

その結果、やはり不安定条件のほうが安定条件よりも、上記の質問項目に対して低く評価しており、長く続きそうにないと思っていることを示唆していました。

 

 

感想

付き合った年月数って考慮に入れないのかな・・・?

付き合ってしばらくの場合、倦怠期とかあるんじゃないでしょうか。

ちなみに、付き合った年月日を調査しておけば、その数字を制御した上で統計的分析が可能になるので、より真実に近づけるかと思います。

 

まぁそんなことより、彼女ほしいなぁ。

とりあえず超絶安定した机と椅子を準備しておこう。

 

 

おしまい。